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2024年3月4日配信  シヴァン ジジョ Innovature Technologies(株)代表取締役

世界と日本のテクノロジーをブリッジする開発会社

 

2008年に日本で設立されたイノベーチャーは、現在日本、米国、イギリス、シンガポール、インドに拠点を持ち、グローバルなテクノロジー会社として展開をしている。日本の技術やソリューションを世界に広めることもしつつ、最先端のテクノロジーを日本の特異な環境に導入することができる稀有な存在して、そのプレゼンスを高め、様々の企業とのパートナーシップを構築しています。位置情報データについても、長年の開発・R&D経験を持ち、また通常の開発会社の半値で日本ベースでの開発ができる、というその概要について創業経営者のジジョさんに(日本語で)語って頂きました。

イノベーチャーテクノロジーズ(Innovator Technologies)は、日本を拠点にしたITサービス企業で、インド出身のジジョ氏が15年前に立ち上げました。ジジョ氏はインドで大学を卒業し、その後日本のIT企業で働く中で、日本のテクノロジーに魅了されました。そこで、日本のテクノロジーの先進性を活かし、イノベーチャーテクノロジーズを設立することを決意しました。

イノベーチャーテクノロジーズは、日本、インド、アメリカ、ヨーロッパ向けのテクノロジー開発を主要な事業領域としています。会社のビジョンは、新たなテクノロジーの開発と研究を通じて、クライアントのニーズに応えることです。

具体的には、イノベーチャーテクノロジーズは、スマートフォンアプリの開発からクラウドテクノロジーの導入、ロケーションテクノロジーの研究開発まで幅広いプロジェクトに取り組んできました。特にロケーションテクノロジーでは、GPSからBluetooth、UWB(Ultra-Wideband)まで様々な技術を活用し、位置情報データの収集、分析、および活用に注力しています。

また、イノベーチャーテクノロジーズは自社の研究開発成果を活かし、他の企業にスピンアウトさせることも行っています。例えば、ロケーションテクノロジーの研究成果を元にした会社や、データ分析およびノーコードプラットフォームを提供する会社などがあります。

イノベーチャーテクノロジーズは、15年の歴史の中で多岐に渡るプロジェクトに取り組み、テクノロジーの最先端を追求してきました。彼らの取り組みは、クライアントに革新的なソリューションを提供すると同時に、テクノロジーの未来を切り拓いています。

 

イノベーチャーテクノロジーズは、グローバルに約500人の従業員を擁する企業です。メインの開発チームはインドに位置し、日本のオフィスは主にブリッジ機能を果たし、顧客とのコミュニケーションやプロジェクト管理を担当しています。

イノベーチャーテクノロジーズは、日本のクライアントからの要望に応えるため、日本国内での開発プロセスを重視しています。このアプローチの利点として、日本のクライアントとのコミュニケーションやプロジェクト管理が円滑に行われることが挙げられます。また、インドの開発リソースを活用しながら、日本国内でのプロジェクトを効果的に進めることが可能です。

イノベーチャーテクノロジーズは、オフショア開発という言葉を避け、日本国内での一般的なSIR(Software Innovation & Research)と同様のアプローチを採用しています。この方法論により、クライアントとのコミュニケーションの円滑化やプラスのアピールポイントの強化が図られています。

価格面では、イノベーチャーテクノロジーズは日本の一般的な会社よりも約半分程度の価格設定を行っています。これは、日本のプロジェクトマネージャーがフロントエンドに立ち、日本のクライアントとのコミュニケーションを円滑に行うことで実現されています。

15年前に設立されたイノベーチャーテクノロジーズは、日本がテクノロジーの最先端だった時代に起業しました。しかし、現在はテクノロジーの状況が変化しています。それでも、イノベーチャーテクノロジーズは日本国内での事業展開を継続し、日本のクライアントとのパートナーシップを重視しています。

イノベーチャーテクノロジーズのアプローチは、15年前とは異なる状況に対応しながらも、日本国内での事業を成功裏に展開しています。

 

 

イノベーチャーの視点から見ると、日本のテクノロジーが最先端だった時代は、モバイルで動画を視聴したり、テレビを視聴することが当たり前ではなく、みんなが驚くようなレベルでした。しかし、その後、スマートフォンの台頭や海外のテクノロジーの急速な進化により、日本のテクノロジーの遅れを感じるようになりました。

特に、クラウドやモバイルテクノロジーに関しては、2008年以前と比較すると、日本での導入が遅れていると感じられました。しかし、イノベーチャーのメリットは、アメリカでの経験を基に、パブリッククラウドを使った開発などの先進的な取り組みを日本に持ち込むことができる点にあります。

イノベーチャーは、日本だけでなくアメリカやヨーロッパ向けの仕事も行っており、そこで得た新たな技術や経験を日本に持ち込み、クライアントのニーズに応えることができます。このようなアプローチにより、日本のテクノロジーの遅れを補うことができると考えています。

イノベーチャーは、日本が世界のテクノロジーに遅れをとっているという認識を持ちつつも、グローバルな視点での活動を通じて、日本に新しい技術や経験をもたらし、クライアントの発展に貢献していきます。

 

ロケーションビジネスの観点から注目されているのは、現在主にUWB(Ultra Wideband)とAIカメラを使用したロケーションインテリジェンスです。UWBは、ロケーションのピンポイント精度を高めるために注目されており、iPhoneなどのデバイスでも採用されています。また、AIカメラを活用したロケーションの分析やデータ収集も、今後の重要なテクノロジーの一つとなる見込みです。

イノベーションテクノロジーズは15周年を迎え、今後の展望について語っています。同社の目標は、日本のマーケットにおいて、グローバルなソリューションを提供することです。日本市場におけるアダプティビリティの向上と、グローバルなテクノロジーを日本に持ち込み、日本のビジネススタイルに合わせて展開していくことが重要視されています。

イノベーションテクノロジーズは、自社サービスを展開し、新たな技術を活用したソリューションを提供することを目指しています。AIやブロックチェーン、ロケーションインテリジェンスなど、先端技術を取り入れたサービス開発に興味を持つ企業や業界の関係者からの連絡を歓迎しています。

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