2025年4月7日配信
『Profile Passport AD』『Odekake-watcher』『OD Watcher』
By(株) ブログウォッチャー
奥井涼子(経営企画室 広報・PR・リスク管理チーム)
ブイヤ 未夢(プロファイルパスポート事業部 MXユニット パートナーMXグループ)
(所属や役職は配信当時の情報となります)
位置情報データビジネスを網羅するツール「位置情報データソリューションカタログ」。
会員企業の多岐にわたるサービスをLBMA Japanサイトにて掲載しています。
今回は位置情報データの収集・分析・活用までを提供する
ブログウォッチャーの3つの掲載ソリューションを中心にご紹介いただきました。
「Profile Passport AD」は位置情報の収集・分析を活用して広告配信を行うソリューション。
そして人流分析のソリューション、観光向けの「Odekake-watcher」街づくりの「OD Watcher」。
それぞれのソリューションは組み合わることで、より効果的に活用できるといいます。
エピソード内で言及された、ブログウォッチャーメンバーによる、noteのURLはこちらです!
https://note.com/blogwatcher
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位置情報データの「収集」「分析」「活用」を提供するブログウォッチャーのソリューション
ブログウォッチャーが提供するソリューションの一つが、スマートフォンアプリに組み込む「位置情報SDK」です。
SDKとは「Software Development Kit」の略で、アプリに追加することで、GPSを活用した位置情報の取得が可能になります。
この仕組みにより、ユーザーがどこを訪れたか、どのように移動したかといった行動ログを正確に取得することができます。
もちろん、ユーザーから適切な許諾を得たうえでの取得です。
例えば、小売業の公式アプリにこのSDKを導入することで、「来店時にクーポンをプッシュ通知で送る」「過去に訪れた店舗の傾向を分析しておすすめ商品を提案する」といった活用が可能になります。
これらの情報はすべて匿名化・統計化されており、個人が特定されることはありません。
それでも、人の動きをデータとして可視化することで、より効果的な施策の立案が可能となっています。
もう一つの柱となるのが、蓄積したデータを可視化・分析するDMPの提供です。
なかでも自治体向けに展開している「Odekake-watcher」は、観光地の人流を地図上で視覚的に確認できるツールとして注目を集めています。
現在は36の自治体が導入しており「週末にどの地域から観光客が訪れているのか」
「滞在時間はどのくらいか」「どのルートで回遊しているのか」といった情報を把握することができるといいます。
新型コロナウイルスの影響で観光地への人の流れが大きく変化する中、
リアルタイムでの人流分析は、今後の観光施策を考えるうえでも重要な手がかりとなっています。
この仕組みは観光だけでなく、商業施設やイベント会場での人の動きの分析にも応用されています。
たとえば「どの入口から来場者が入り、どのエリアで長く滞在していたか」といった空間分析にも対応可能です。
そしてもうひとつのソリューションが、位置情報を活用した広告配信サービス「Profile Passport AD」(PPAD)。
これは、現在その場所にいる人や、過去に特定の場所を訪れた人に向けてスマートフォン上で広告を配信する仕組みです。
例えば、スーパーが新店舗をオープンした際「近隣に住む人に広告を届けたい」というニーズに合わせると、
従来は新聞の折り込みチラシなどが一般的でしたが、
PPADでは、スマホを通じて“いまそこにいる人”に、確実に情報を届けることができます。
実際に「〇〇駅の利用者に向けて、不動産の広告を出したい」
「過去にアウトレットモールを訪れた人に、新セール情報を配信したい」といったニーズにも応えており、
細やかなターゲティングが強みとなっています。
ブログウォッチャーの技術は、単なるマーケティング支援にとどまらず、
地域の魅力発信や観光振興、街づくりの精度向上にもつながっています。
「人の流れを把握することは、地域の課題や魅力を知ることでもあります。私たちは、位置情報を通じて、
地域や企業がもっと“人の動き”を味方につけられる社会を目指しています」
位置情報が照らし出す“人の行動”を知る、
ブログウォッチャーのソリューションはぜひ各ページでご覧下さい。